受験生の戯言

メモ書き程度 ポケモン/はいふり/ラブライブ 等

障がい者とネットと福祉社会

 どーもー、受験生のさっとーです。

 

 夏休みの勉強時間はなんとか400時間行きそうですε-(´∀`*)ホッ

 

 

 今日はとても貴重な経験をさせていただいたのでそのことを書かせていただこうと思います。

 

 ブログのタイトルにあるとおり無茶苦茶真面目な話です。ですが、どうかブラウザバックしないで最後まで読んで頂きたいです。

 

 本日午前中に遠方から来たネ友と会ってきました。田中さん(仮名)とさせていただきます。

 

 これだけだとまたオフ会報告かよって感じですが、この田中さんには以下のような特徴があります。

 

・重度な障がい者である

(呼吸器車椅子必須レベル、今回は付き添い5人ほど)

・会話はある程度は普通にできる

・ネットガチ勢

 

※この記事を書くこと、"障がい者"という差別用語まがいの言葉を使うこと、は田中さんに了承を得ています。

 

※"障がい者"と対比させる言葉として"普通の"、"一般人"という言葉を使用させていただいてます。これも差別に繋がりかねない表現ですがご了承願います。

 

 私は重度な障がい者かつ普通に会話ができる人と直接会うのは初めての経験でした。同伴の人曰く、ここまで重度な障がいを持っていて会話ができる人は珍しいそうなので初めてでもさしておかしくはないでしょう。

 

 そして田中さんや同伴の方々に色々とお話をしていただいたのでそのことを踏まえつつ感想、考察を書いていこうと思います。

 

 まず私は田中さんとはネットで知り合いました。最初は本当に何も知らなかったですし、障がい者ということは微塵も考えなかったです。言い方は悪いですがそれくらい"普通"だったのです。そしてLINEのTLにあげている写真を見たときに障がい者であることを知って衝撃を受けました。

 

障がい者なのにこんなにネットでは普通なのか」

 

 当時このように考えていました。これはとてつもない偏見です。田中さん、全国の障がい者の方々に深く謝罪します。申し訳ありません。もちろん今はそんなこと考えていません。

 

障がい者だから普通の思考はできない』

障がい者がネットなんてできるはずはない』

 

 これらは全て偏見です。もしこういう偏見を持っている方がいたら直ちに捨ててください。障がい者でも人によってそのベクトルは様々です。一括に障がい者と区切って偏見で決めつけるのはやめましょう。まあ耳にタコだと思いますが……。

 

 話を戻します。私はこの事実を知りましたが、私の田中さんに対する態度は変わりませんでした。一人の人間であり友達であることにかわりはありません。障がい者だからと態度を変えてしまっては失礼です。

 

 こっちの方に来るという話を聞いたとき私は会いたいと思いました。向こうからも会えないか聞いてきてくれたので会うことにしました。

 

 そして今日会ったのです。短い時間でしたが、田中さんはとても喜んでくれたし、私も楽しかったです。

 

 

ここで障がい者とネットの関係について私なりの考えを書きます。

 ネットが使える障がい者の方々にとってネットは自分となんの偏見もなし接してもらえる場であるのです。いくら「偏見を持つな」と世間で言われていて、持ってないつもりでも、話すときにどうしても「この人は障がい者だ」という前提が心の中には残ります。障がい者が本当に"一人の一般人"として生きれるのがネットだと思います。また、障がい者はその重度にもよりますが、一般人よりは外の世界と接する機会が少ないはずです。田中さんもこのことを言っていました。そのような人たちが外の世界と接することのできるのがネットなのです。これは障がい者だけに限りません。重病で動けないような人や耳が不自由な人やコンビニまでうん十キロというような田舎に住んでる人などにも同じようなことが言えると思います。このような人たちが外の世界と交流できる場としてネットが更に充実し、気軽に話しやすくなることを願っています。

 ただ障がい者だからネットでなんでもやっていいってわけじゃないし、迷惑をかける人がいたから障がい者であるかどうか関係なく対応すべきです。現実に被害が出てからじゃ遅いので……。実際に障がい者のネット利用によるどのような事件があったかは下記のurl参照。(無断使用につき要請があれば削除致します。)

https://www65.atwiki.jp/gagagakaizou/sp/pages/69.html

 

 このページにも書いてありますが、これが障がい者の代表なように思わないようお願いします。

 

 もしネット上で話している人が障がい者だと分かったとしてもそれまでと変わらず接するのが1番いいと私は考えます。また、オフで会える機会があれば積極的に会うといいでしょう。お互いにとって大切な経験となるはずです。もちろん無理にとは言いませんが。

 

 

 さて、ここまで読んできて

 

「じゃぁ障がい者には普通の人と同じように接すればいいの?」

 

と思った方もいるのではないでしょうか。

 

そういうわけではありません、という話をこれからしていきます。

 

 田中さんの付き添いの方にお話を伺ったところ

 

「大きい駅などは人が多くても車椅子だと避けてくれるからそんなに大変でない。むしろ道端の段差のが辛い」

 

とのことでした。

 

 まず大前提として『車椅子だとよけてくれる』があります。これは今の日本の社会のいいところでしょう。車椅子の人が通るときは道を譲る、当たり前のことですが大切なことです。ただ、車椅子や白杖ならわかりやすくていいのですが、世の中にはぱっと見でわからないような障がい者の方もいます。なんか不自然だなと思ったときは注意してあげたり手助けをしてあげたりするといいでしょう。そう、これなのです。いくら偏見を持って接するなと言っても障がい者は社会的弱者であることに変わりはありません。その人が困っているのであれば助けてあげたり、またその人が過ごしやすいように心遣いをすることは必要です。難しいことではありますが、

 

偏見は持たずに、だけど手助けはしてあげる。

 

 私はこのことが大切だと考えます。

 

 もちろん自分でできるようになるために手助けをしないほうがいい場面はあるでしょうが、街中ではあまりそういうことは少ないと思います。

 

 そして付き添いの方の話の後半部分の「道端の段差が辛い」ですが、これは正直どうしょうもないです。財政的に重度な障がい者にすべてを合わせた街をつくるのは不可能と言っていいでしょう。ではどうしたらいいのか? 私はそれこそ周りの人の手助けだと思います。この例で言えば、『なるべく段差の少ない道を譲ってあげる』なとです。その場その場で考えて周りの人が行動するのとで少しでも障がい者が生活しやすい街を作っていくべきです。バリアフリーももちろん大切ですが、このような周りの気遣いも大切です。

 

 

最後に考えをまとめます。

 まず、"障がい者"と一括にして偏見を持たない。障がい者にも様々な方がいます。心のバリアフリーが大切です。

 次に、文章などはちゃんと書けて思考もしっかりしているためにネット上では普通の人もいます。そのような人たちがもっと活動しやすくなるためにネットマナーを守りましょう。また、もし障がい者だとわかってもそれまでと変わらず接しましょう。

 また、障がい者が過ごしやすい街を作っていくために日頃からの心がけを大切にしましょう。これは障がい者に限らず、お年寄りや小さい子供を連れた人なんかもにも同じです。駅の階段で荷物を持つ、電車で席を譲る、そういう当たり前のことが皆が自然とできる社会を目指しましょう。

 

こんなところでしょうか。

 

 今回はとても貴重な経験、楽しい経験をさせていただきました。田中さんとその付き添いの方々に深くお礼申し上げます。

 

 今回のこの文章は一介の高校生が持論を述べたものに過ぎません。障がい者に対する差別意識や偏見は全くないつもりですが、書く上でどうしてもそのような表現を使用せざるを得ませんでした。また、この考えが正解ということは決してありません。私の考え方でそれは間違っているとかこうしたほうがいいなどあればぜひ教えていただきたいです。特に福祉関係の仕事をされている方、障がい者の方の意見がいただきたいです。もし意見をくれる方がいれば下記のTwitterまでお願いします。意見でなしにただ語りたいだけの方も大歓迎です。よろしくお願いします。

https://twitter.com/sattoh310

 

 

未熟な文章でしたが最後まで読んで頂きありがとうございます。今の私がどのように障がい者に接しているかをまとめただけですが、これを読んで少しでも多くの人が障がい者に対する意識を改め、誰もが住みやすい福祉社会が実現へ一歩でも進むことを願っております。

 

 

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初めてまともなブログを書いたさっとーでした>ω<ノシ